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2020年4月21日 (火)

むらさきのスカートの女

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第161回芥川賞受賞作で、今村夏子作、朝日新聞社出版を読んだ。

近所で子供から大人までよく知られる「むらさきのスカートの女」は公園のベンチに指定席がある。ホテルの客室係に勤める日野まゆ子という女である。同じ勤め先の黄色いカーディガンと称す権藤がストーカーのごとく女を書き記す面白いストーリーである。

淡々と流れる読みやすい文であるが退屈する。盛り上がりは後半部分で女はホテルの所長と付き合っている。小学校のバザーの商品がホテルの盗品とされ、所長と女が犯人と噂された。所長は女の家に行ってその噂をはらそうとする。女は怒って所長を殴るが、所長はベランダから転落して死んだと思われ、権藤が女を罪に巻き込まれないよう逃亡させる。

女はいくえ不明となるが、権藤は所長を見舞い昇給を勝ち取るというエンドである。大賞の作品と思えない素直な読みごたえであった。

▼新型コロナウイルスの影響で図書館は閉館中である。図書は有意義に生活を楽しませてくれるが残念である。

 

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