« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年8月

2019年8月23日 (金)

クリムト展

1

クリムト没後100年、オーストリア友好150年を記念して展覧会が東京についで豊田市美術館で10月14日まで開催されている。写真は入口の絵である。

美術館へ岐阜から約2時間かかるが、近郊で開催されることがないので地下鉄で訪れた。

2_20190831215401

ベートベン第9をテーマにするベルベデーレ宮殿にある全長35mの複製絵画「ベートーベン・フリーズ」は印象強かった。

左側から流れるような壁画で、最初に舞う天使に誘われて騎士がでてくる。正面は幸福を求めて敵に向かう騎士の壁画である。敵の化身がゴリラであろうか。

Photo_20190824152101

右側に移って楽園にたどり着いてキスをする場面で終わる。美しい一筆箋を記念に買ったが、写真はその部分である。

風景画は少ないが「アッター湖畔のカンマー城」はかって訪れた懐かしさを感じる絵であった。

絵に日本絵画の影響もあって興味ぶかかった。

2_20190823172901

8月22日に掲載された朝日新聞の全面広告である。クリムトの作品は女性像が多く、華やかで官能的な表現で美しい。

左は「ヌーダ・ヴエリタス、裸の真実」でチケットの絵でもある。右手に鏡を持って鏡に映る真実を鑑賞者に示している。

中は未亡人「ユデイト」である。祖国を救うため敵の将軍を切り落とした首が左手にある。

右は「オイゲニア・プリマフェージ」でパトロンであった豪商夫人の肖像で豊田市美術館の所蔵だそうだ。

「分離派」の美術を鑑賞堪能できた。

2019年8月20日 (火)

ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が豊かなのか

Photo_20190820104001

著者、熊谷徹はドイツに29年住んで日本へ行き来している観点から書いている。私も25年まえインスブルグに住んだことがあって共感する内容であったし、統計資料が添えられているので実感できた。

消費面、労働時間、休暇など多彩な面から書かれている。日本の消費税に相当する付加価値税は19%もあるが日常食品はもっと低いようだ。

労働時間はきっちり守られ、年30日間の休暇を連続に取って、一見生産性が低いように感じるが、国民一人あたりGDPは日本より高い。生活満足度はノルウエーが最も高く10.0、ドイツ7.0、日本5.9である。

日本の消費王国やサービス「おもてなし」に行き過ぎを感じる。外国で生活すると日本の快適さは世界一であると思う。ドイツ人は生活の不便さに馴れていることもある。我々に反省させられることもあった。

ちなみに日本の国税庁2019年報告の平均年収は432万円だそうだ。

2019年8月14日 (水)

お盆

Photo_20190814184001

お盆はご先祖様の霊を祀る行事である。恒例で子供、孫たちに寄っていただいた。二人は都合つかず10人が集った。孫たちの成長を見て楽しく食事と談話ができた。

次女家族の透磨君小学5年生と暖人君1年生はスイッチなどゲームに夢中である。長女家族の紡さん中学2年生、結琳ちゃん小学3年生はずいぶんと大人びてきた。それも結琳ちゃんは長かった髪の毛をヘアドネーションして短くなってイメージが変わった。

我が家は親鸞聖人教えの浄土真宗で真宗高田派で津市に本山がある。親が三重出身だからと思う。真宗は日本で最も多くの信者があって10派もある。お経は帰命無量壽如来ではじまる840字の長いお経だ。観自在菩薩ではじまる般若心経は広い宗派で読まれる276文字の親しみあるお経だが、浄土真宗と日蓮宗には合わないそうだ。

2019年8月 7日 (水)

夏の白い花

Photo_20190807172202

テッポウユリが庭にいっぱい咲き出した。野生であるが純白な花が美しい。

梅雨があけた。連日外出をためらうほどの猛暑である。

Photo_20190807172301

アベリア

Photo_20190807172401

日日草

2019年8月 6日 (火)

ツマグロヒョウモン

Photo_20190806151902 Photo_20190806151901

パンジーにツマグロヒョウモンの幼虫が幾匹か繁殖した。さなぎにまで成長したが天敵にくわれ羽化しなかった。

Photo_20190806152001 Photo_20190806152301

昨年は6月に羽化したが、今年は幼虫の繁殖が7月だったのでパンジーあるいはビオラも絶えつつあって羽化の条件は極めてきびしかった。

日日草に植え替えた。

2019年8月 4日 (日)

ひとつむぎの手

Photo_20190804102501

著者は慈恵医科大卒業の沖縄出身医師である。主人公、平良祐介は大学病院、心臓外科助手である。患者治療の日常と上司教授の論文改ざんにまつわる事件がテーマである。「ひとつむぎの手」とは生命の中心となる心臓の病を手術で治癒して、人のつながりを紡ぐという医療手段を意する。

心臓病の治療は内科系の循環器内科か、外科系の心臓外科かの選択を迫られる時がある。その対立、非常に興味あった。また研修医3人の指導状況と論文改ざん事件の解明がこのテーマを面白くしている。

患者の終末の記述やせっぱ詰った治療選択には極大の感動を覚える。解離性大動脈瘤の手術かいなく臨終を迎える患者、14歳女児の横紋筋肉腫が急変して蘇生する状況、高齢の糖尿病患者で冠動脈梗塞治療を外科バイパス術にするか内科カテーテルにするかの選択は興奮する。

医師たちの出世願望とそれを阻止するいやがらせ事件も面白かった。

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »