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2018年12月

2018年12月20日 (木)

和の行事えほん

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 高野紀子作の「和の行事えほん」は1年中の行事が「1春と夏の巻」と「2秋と冬の巻」の2巻に忘れかけている行事が説明されている。

 小さいころ親に教わった行事が今となって省略されつつある。

 12月の「年越し」はもともと正月をむかえる準備をすることを云ったが、今では年末の夜から新年の夜明けにかけてすごすことを呼んでいる。

 新しい年の神さまを迎えるために家中すみずみまできれいに掃除し、きよめる「すすはらい」、そして正月用の食品を売る市「年の市」などの言葉も懐かしい。

 大晦日の夜を除夜とよび、人間の煩悩の数108つの鐘をついて新しい年を迎える「除夜の鐘」、大晦日の夜に「年越しそば」を食べて長いそばにちなんで長寿を願う。

 1年の最初の日、1月1日は「元日」、「元旦」は元日の朝をいう。「鏡餅」は年神さまにそなえるおもちで、神様がやどるとされていた鏡のように丸いおもちをそなえる。11日の鏡開きまでそなえる。

 「屠蘇」は正月に飲む薬酒で長寿になると云われた。

 などの言葉が絵と一緒に説明されている。

2018年12月18日 (火)

リーフ試乗

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 ゼロエミッション(排気ガスゼロ)電気自動車、1泊2日の試乗をした。昨年秋に発売された航続距離400kmの新モデルである。

 1日目中部国際空港に行った。片道86kmであり、名古屋高速と知多半島道路を使う。

 今年10月にオープンした「セントレア フライトオブドリーム」である。飛行機を目にして食事ができるレストランは満員で、空港の方で摂った。

 2日目郡上八幡にある慈恩寺である。片道50kmで東海北陸道を走った。

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 初日に借りたとき満充電で走行距離約230kmと表示の約60%である。冬季は充電に不利な状態らしい。

 一般道に出て充電をしようと思ったが、要領が解らず家まで戻ってきた。残り電池15%60kmで後半ドライブはなんとも不安な気持ちであった。

 2日目は高速で2回も充電したので、不安は無かった。月2000円で会員になると全国の充電スポットは使い放題だそうだ。

 運転は静かでエコモードを外すと気持ち良いドライブが楽しめた。燃料経費は総距離280km、10km/L、150円/Lで、往復約4000円(スカイライン、ハイオク)になるが充電費はわずかと思う。

 燃費に関するデータである。1kmあたりリーフ4.3円(深夜2円)、プリウス5.2円、フィット(ガソリン)6.3円。100kmあたり充電費は昼333円、深夜144円、ガソリン600円(120円/L)のデータがある。

 あまり遠出する方でない。これまで時々行った、あるいは行きたいと思う場所と距離は次である。計画的な充電をしなければならないが、来春に550kmモデル(最悪予想330km)が予定されている。

 富山210、金沢200、KKR鳥羽162、KKR平湯160、伊良子岬160、KKR京都150、KKR琵琶湖150、高山123、KKR下呂95km

2018年12月 3日 (月)

イデアの影

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 本のタイトルに似合わなく不思議な本だった。読みやすいので一気に読め、何か自分の身辺に近く寄ってる感じもした。

 こじんまりした会社経営者と年離れた若く美しい奥さんの話である。家政婦ヤハギさんと三人で住んでいる。主人は奥さんに厳しい態度であった。イングリッシュガーデンのような広い庭のある家である。彼女と接する人が次々に亡くなるが、決して気持ち悪くなく自然に時が過ぎる。

 最初の人は会社の若い男性で英語を教えてもらうハセガワさん。英語の教えとクラシックのレコードを借りたり、庭の薔薇の香りを一緒に楽しんだ。ある日、彼が浴槽で死んだ。フィアンセに結婚を断られた後のことだった。

 主人の従妹が大学受験のためススムくんがしばらく一緒に住まうことになり、この家は若返る。

 主人と接している政治家タカヤナギ先生が主人の出張中に訪れる。先生とは舞踏会で会った人であり、彼女に関係を欲して訪れ、もみ合いになったところにススムくんが助けに入る。先生は床にたおれそのまま息を引く。ススムくんも薔薇のある庭で首をつって死んだ。

 彼女はその後、体調が悪くなって修道院であった静かな療養所に移る。院長先生が彼女の主治医になる。そこでハーモニカを吹く少年を知るが療養所の誰も知らないという。まぼろしのハーモニカ少年がこの後いくつかの場面に登場するが、彼女のもうろうとした心が後半のテーマでもある。

 季節を見送りながら、主人が療養所に迎えに来て家に戻ることになる。家政婦ヤハギさんは亡くなって若いシミズさんに代わっていた。主人はその三日後に亡くなる。再び彼女は療養所に戻って過去の事件について回想にふけって終わる。

 作者は元名古屋大学に勤めた60歳すぎ工学博士である。四章からなるが各章冒頭に細雪から引用した文が出る。心地よい文であった。

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