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2014年9月 2日 (火)

グリム童話

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グリム童話全集を借りた。西村書店発刊の600ページある本である。

童話は発刊されて200年になるそうだ。ドイツの兄ヤーコブ・グリム(1785-1863)と弟ヴイルヘルム・グリム(1786-1859)兄弟が、むかし話200話を集めた童話である。兄弟は1歳ちがいであり、マールブルグ大学を出ている。初版の童話は兄27歳のときの発刊である。
白雪姫は何時どうやって聞いたのか覚えていないがそのあらすじを書いてみる。
むかしむかしお妃に女の子が生まれました。雪のように白い肌、赤いほお、黒い髪のかわいい子で白雪姫と呼ばれました。お妃は姫を生んでまもなくして亡くなり、1年のち王は新しいお妃を迎えました。そのお妃はわがままで自分より美しい人がいることを大変にくみました。
ふしぎな鏡をもって、「鏡よ、国中で一番美しいのはだれ?」と聞き、鏡は「お妃様が一番美しい」と答えました。
姫は7才になってお妃よりも美しい娘に成長しました。お妃は自分より美しい姫をにくんで、おかかえの狩人に森へつれてゆき、殺させその証拠に肺と心臓を持ち帰るように云いました。狩人は白雪姫を殺さず森に置いてきました。肺と心臓はイノシシの物をお妃に渡しました。姫は森で途方にくれていましたが小さな家を見つけました。
7人のこびとたちの家でした。こびと達は鉱山へ毎朝でかけ夕方戻ってきます。一人で小さなベットに寝ていました。姫は朝、目をさまして、逃れてきたことなどを話しました。そしてこの家に住むことになりました。
お妃は死んだと思っていた姫が山に居ることを知ってしまいました。鏡に話しかけると、「お妃が国中で一番美しいが、山のむこうこびとのところにいる白雪姫は千倍も美しい」と答えました。
お妃はおばさんに姿を変えてもの売りとしてこびとの家に行きました。姫はしめひもでくくられて死んでように倒れました。こびと達が戻ってきて命を助けました。
お妃が城に戻って鏡に問うと姫は命を吹き返したことを知りました。再び変装して、姫に毒のあるクシをだまして使わせました。姫は死んだように倒れました。また、こびと達に助けられました。
お妃は姫が命を吹き返したことを鏡から知り、こんどは毒りんごをだまして食べさせて殺しました。
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こびと達は悲しんで美しい姫をガラスの柩にいれて山の上に安置することにしました。森にまよいこんだ一人の王子が柩の美しい姫を見つけて、こびと達に柩をむりやりにゆずってもらいました。
召使いが柩を山からおろすときにゆれて、のどにつまった毒リンゴが口から飛び出し、姫は生き返って王子と結婚しました。まえのお妃は結婚式に出て、真っ赤に焼けた鉄の靴を履いて踊って亡くなりました。
寿命
神様が世界をつくるとき、すべての生き物に寿命を決めました。
神様に寿命を尋ねて決めます。
ロバには神様が30年と云いましたが、私の暮らしは大変な労働で少し減らしてくださいといいました。神様はロバから18年へらしました。
つぎに犬が現れました。犬は30年は長すぎますと云って、12年減らしてもらいました。
サルが現れました。サルは人々を笑わすために辛い思いをして、30年は持ちませんと云いました。神様は10年減らしてあげました。
最後に人間が現れました。人間は30年はなんと短すぎることでしょうと云いました。それではロバの18年をもらいました。まだ足りないとい云って犬の12年、サルの10年をもらいました。もっと欲しかったのですがそれ以上神様はくれませんで、70年になりました。
人間の最初の30年は楽しい生活であっというまに過ぎました。つぎのロバの18年は人を養うため、せっせと働かねばならない厳しい生活です。犬の12年がくると部屋のすみっこでうずくまり歯はなくなってかむことができません。しめくくりのサルの10年は頭はぼけ子供の笑いものになりました。
見につまされる思いですね。

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