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2012年12月

2012年12月27日 (木)

キャノン7

7 ISO1600, 1/10

1961年に発売されたレンズ交換式のフォーカルプレーンシャッター35mmカメラである。キャノンが中級機カメラ分野にF0.95の50mm大口径レンズ付でセンセイショナルに宣伝した。

父ゆずりで写真撮影に興味をもっていたので写真クラブ入った。父はこのカメラを買ってくれた。当時5万円ほどしたが高価なものであった。私のカメラはF1.4の50mmレンズでライカと共通の口径39mmスクリューマウント(Lマウント)である。

このカメラを数年間愛用したが、その後一眼レフカメラが全盛になってこのカメラはそのまま眠ってしまった。

夏にソニーNEX7、ミラーレスカメラを購入した。ボデイが軽量でレンズ交換できるのがよい。加えてフランジバックが短いのでオールドレンズが使用できる。

LマウントーNEXのマウントアダプター(KIPON製)を購入した。かって愛用したキャノン50mm短焦点レンズを装着して撮影してみた。中望遠の75mmに相当する。露出はオート機能が使えるが、フォーカスは手動で合わせなければならない。

眠っていた昔のレンズは見事に蘇った。フォーカスの不便さはあるが、NEXのMFアシスト機能をアサインするとよい。

何より父の思い出も一緒に蘇ったのが一番うれしかった。

7_2 ISO100, 1/80

7_3 ISO400、1/60

ソニー50mm、F1.8の専用レンズがあり、重さは200gであるが、このキャノンは重さ260gの重量感である。専用レンズに比べると映像画質はクリアさに欠ける気がする。デジタル専用レンズはレンズコーテイングが違うそうである。今後、F1.4のボケ味を活かした作品を試してみたい。
7_4

2012年12月23日 (日)

きよしこの夜

讃美歌の「きよしこの夜」は誰もが口ずさむほど親しまれている曲である。

かってこの曲が生まれたことをオーストリアで知った。「うたの旅人」(朝日'12.12.22)に詳しく記載されているので紹介する。

ザルツブルグから北20kmに小さな村オーベンドルフがある。この歌の発祥を伝える記念礼拝堂がある。ここに教会があったが、水害で流されて別の場所に移築した。教会跡に記念堂ができて、曲のいわれが説明されている。

200年も前のことである。夜のミサをしようとしたところ、ネズミがパイプオルガンを壊してしまい伴奏ができなくなった。そこで、オーストリア人モールの歌詞に急遽グルーバーがギター伴奏の新しい曲をつくったのがいわれである。

歌詞はドイツ語で「静かな夜、聖なる夜」と始まるが、日本の東中野教会の由木牧師さんが日本語に訳した。歌詞は何度も変化して、50年前に小学校の教科書にも採用され現在の讃美歌として一般に親しまれるようになったそうだ。

この時期にインスブルグで知り合ったコンスタンツエとワルターから毎年クリスマスプレゼントが届く。二人はインスブルグ大学で知り合って結婚した。今はスイスに在住しており医療関係の仕事で成功している。

箱の中は私の好物であるチョコレート、チーズと孫への心づかいの品物がいっぱい詰まっている。私の心も幸せ感でいっぱいになる。

Photo

ワルターのお母さんエリカから届いたクリスマスカードである。アドヴェントはクリスマス前の4週間の準備期間で街はマーケットで賑やかになる。

Photo

クリスマスのシーズンになると教会や家庭にはキリスト誕生の置物クリッペが飾られる。

彼女はザルツブルグ南150kmにあるリエンツに住んでいる。イブには親しい者が集まって、夜のふけるのを楽しんでいることと思う。

この国のクリスマスはとにかく盛大なイベントです。

2

2012年12月14日 (金)

脳卒中リスク低下の食品と身体活動

Photo シクラメン

Medical Tribuneの12月13日号(Vol.45, No.50)に興味ある記事が掲載されたので引用紹介する。記事はドイツの医学セミナーで報告された内容である。

リンゴ、ナシ

ドイツの研究で野菜と果物を色別に4つのグループに分類して、2万例以上を10年間にわたり調査された。その結果、白色グループのリンゴ、ナシが脳卒中予防に最も効果があった。摂取量を4段階に分けると、最も多く食べる群は最も少ない群に比較すると52%も発症率が低かった。

りんごは欧州でよく食される。なしは西洋なしであろう。両者は植物繊維が豊富である。また、りんごにプロシアニジン、西洋なしにフラバノールやアントシアニンが含まれ、この成分はいわゆるポリフェノール類である。ポリフェノは抗酸化作用、動脈硬化や脳卒中に対して予防効果となるであろう。食物繊維と共に体に良い成分である。

オリーブ油

フランスに居住する65歳以上の7,625例を調査した。調理においてオリーブ油を摂取している群では非摂取群に比べて脳卒中リスクが41%低かった。

オリーブ油は一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が主成分である。他の食用油脂に比べて酸化されにくい。動脈硬化の予防はよく知られる。

チョコレート

スエーデン、カロリンスカ研究所の3万3000人の女性を対象にした調査で、チョコレート摂取量を週、66g摂取群は8g摂取群に比べて脳卒中発症率が20%低かった。

チョコレートの主成分はカカオである。カカオはカカオ・ポリフェノールが豊富であり動脈硬化予防に効果がある。

身体活動

台湾の40万例の研究で1日15分の身体活動だけで脳卒中死亡率は14%低下した。

米国の研究で、野菜果物5種類以上摂取、月12回以上の身体活動、BMIの正常維持、適度の飲酒、非喫煙の状況と脳卒中リスクとの関係が調査された。多くの項目をクリアする群ほどリスクが低かった。

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