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2011年8月19日 (金)

下町ロケット

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8月21日直木賞受賞が決まった「下町ロケット」(池井戸 潤、小学館刊)を読んだ。

ロケット部品の水素エンジンの燃料供給バルブの先端技術を開発し、同種の大企業にエンジンを供給して種子島からロケットを発射成功するまでの下町製作所社長の苦難な物語である。

下町会社の社長佃は元宇宙科学開発機構の研究員であった。大学時代の研究員と結婚したが、仕事のことで妻は離婚し出る。家庭は一人娘と母との暮らしになる。父の製作所を受けついだ。開発した水素エンジンと燃料供給バルブの技術は高度であった。しかし会社運営に必要な資金融資には理解されなく、またその技術を買ってくれる会社は甘くなく苦しむ。

外国企業からの買収、技術特許のいざこざ、社員と自分の夢の違いなどが物語られる。このエンジンは将来車やそのバルブ技術は人工心臓にも応用可能だそうだ。

最終的には製品の品質と会社のプライドをつらぬいて成功することになる。また、そこに行きつく、いろんな人とのつながりが大事であることが納得される。

図書館から借りたが、400ページもあるが興味ぶかく速く読めた。21日からWOWOでもドラマ放送が始まる。

著者は岐阜県生まれ、銀行員を退職して作家になった。かって江戸川乱歩賞を取っている。さすが読みやすかった。登場人物が50人近く出てくるのでメモして読んだ。

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